コラム

2020.04.07

新型コロナ3Dプリンタマスク

3Dプリンタを使ったマスク作成のモデルデ―タを現在無料配信中

新型コロナウイルスの感染が拡大し、マスクの品薄騒動から、ドラッグストアには開店前からマスクを求める人の行列が絶えない昨今。
手づくりマスクでなんとか対応しているという人も増えているようです。
そんな中、マスク不足の事態を改善すべく3Dプリンタ販売事業者や医療関係者は、3Dプリンタで作成できるマスクを開発しました。
3月には、3Dプリンタ関連事業を展開する「イグアス(神奈川県川崎市)」が、顔の輪郭などを3Dスキャナーなどでスキャンして作るマスクの3Dモデルデータの配信を開始しています。
マスク

簡単にできる?!自宅で作る3Dマスクとは?

3Dプリンタとゴム紐などがあれば、自宅でもマスクを作ることができます!
マスク作成の配信データには、女性用・男性用・子ども用があり、厚手・薄手も選べるので、自分の顔にもフィット。
また、マスクに口が当たる部分は網目状の穴が開いていて、そこに布・ガーゼ・紙などを当てれば、1枚を繰り返し使えるのでマスク不足に悩まされることもありません。現在、データのダウンロード数は1週間で7000回以上と3Dで作るマスクは注目の的。利用者からは「付け心地は悪くない」との声が上がっています。ただし出力には5時間程度はかかるようです。

3Dプリンタで作る人工呼吸器が世界を救う!

今、何より心配なのは、新コロナウイルス感染で重篤な肺炎になった場合の人工呼吸器不足です。
感染の不安が募る状況下、希望の湧くニュースが報道されました。
国立病院機構新潟病院の石北直之医師が3Dプリンタを使った人工呼吸器を発明したのです。

石北医師は、木阪智彦准教授(広島大学)と「COVIDVENTILATOR」プロジェクトを設立。
クラウドファンディングにより資金を集め、現在モデルデータの無料配布を始めています。このプロジェクトでは、3Dプリンタによる人工呼吸器を医療機器として認可してもらったり、人工呼吸器を必要とする国・地域での認可を受けたり、品質管理を行ったりする活動を行っており、3Dプリンタで人工呼吸器の画像を印刷してくれる方を募集中。画像を3Dプリンタの設定・使用機材と共にハッシュタグ「#covidventilator」を付けてツイートし、プロジェクトメンバーから品質が高いと評価された場合は、契約後、人工呼吸器の作成に携わることができるそうです。タレントの劇団ひとりさんも協力しているという、このプロジェクト、協力者が増えて一人でも多くの命が助かることを願って止みません。